ミクシィ子会社が「機能性」届出 スマートヘルス 初のHMBドリンクで(2018.7.12)


 大手ソーシャル・ネットワーキングサービス「mixi」を運営するミクシィ(東京都渋谷区)の傘下企業が機能性表示食品の届出を行っていたことが分かった。消費者庁が11日に行った届出情報更新で確認されたもので、HMB(3‐ヒドロキシ‐3‐メチルブチレート)を機能性関与成分にした清涼飲料水を届け出た。

 この届出を行ったのは、ミクシィが昨年5月にヘルスケア事業子会社として東京渋谷区に設立していた「スマートヘルス」(荻野泰弘社長)。ミクシィによる当時の発表によると、同社の設立をもってヘルスケア事業に参入し、同社を通じ、予防理学療法と栄養学に基づく運動プログラムの提供などに取り組むとしている。

 スマートヘルスが今回届け出たのは、HMBを機能性関与成分にした、レモン味、ブルーベリー味など風味が異なる1本あたり100mL清涼飲料水3品。いずれもヘルスクレームは同じで、「筋肉量や筋力の低下を抑制する働きがあり、自立した日常生活を送る上で必要な、筋肉量や筋力の維持に役立つ機能があることが報告されています」とそれぞれ表示する。

 これまでに10件以上が受理されているHMBを機能性関与成分にした届出で清涼飲料水は初。市場では飲料向けのHMBとして、HMB遊離酸が流通しているが、同3品はサプリメントなどに一般的に配合されているHMBカルシウムを配合する。

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