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　ザクロの機能性研究に注力してきた森下仁丹㈱（大阪市中央区）は、独自素材「ザクロエキスＡ＋＋＋（トリプルアンチ）」を用いた美容・健康飲料「美・紅一点」を2月1日に上市する。同素材を用いた食品やサプリメントの第2号商品も計画、原料・ＯＥＭ事業も手掛けていく考えだ。

　同社ではこれまでのザクロ研究で、抗糖化作用や長寿遺伝子活性化作用、抗アレルギー作用などを見出し、それら有用性を導き出す成分（ポリフェノールがいくつも連なった成分：ポメグラニインＡ、ポメグラニインＢ）も同定しており、日本抗加齢医学会総会などでその研究成果を発表してきた。

　今回上市する「美・紅一点」は、これら長年の研究からカリフォルニア産ザクロに含まれる機能性成分であるポメグラニインを含むポリフェノール成分を濃縮加工したザクロエキスＡ＋＋＋をメイン原料に、高麗人参、紅花、みかんの皮、ナツメなど10種類の和漢植物エキス、さらにチェストツリーエキス、ハトムギエキスを加えている。1日分25㍉㍑あたりに同ザクロエキスを100㍉㌘配合した。約20日分で内容量500㍉㍑入、税抜3500円で売り出す。

　販売は、同社の通販ルートとともに、30～50代の女性をターゲットに健康・美容情報を紹介することを目的に立ち上げたウェブサイト「coco-bana」でも取り扱っていく。