東京・目黒の新社屋で式典 オーサワジャパングループ(2014.1.23)
日本CI協会、㈱リマコーポレーション、オーサワジャパン㈱は12日、100名の業界関係者を集めて、東京都目黒区で新社屋竣工披露式典を開催した。
挨拶に立った日本CI協会の勝又靖彦会長は、「夢のようなビルが出来た」と喜びを表した。また、斯界の先達・桜澤如一に触れ、「1959年に『新しき世界へ』と題す論文で、過去にとらわれることなく先を見なければ日本食もダメになると訴えているが、50年後の今日、世界に日本食が普及しており、桜澤に先見性があった」と感慨深げに語った。
さらに、勝又会長は桜澤が前回の東京オリンピックの際、「精神文化のオリンピック」の必要性を説いているとして、2020年のオリンピックではマクロビオティック、日本食でそれを実行したいと述べた。
来賓の渡邊昌氏(日本綜合医学会会長)も、タイにもマクロビオティックが普及、メディカルライスの国際標準も出来たとして、この分野の今後の役割の大きさを示唆した。
会場にはマクロビオティックのプライベートシェフとして知られる西邨マユミ氏も駆けつけ、20年のオリンピックでは勝又会長の構想を実現したいとエールを送った。
当日は1階にオープンするレストラン「キュイジーヌ・エ・サンテ リマ」のシェフらが腕を振るったマクロビ料理が並べられ新社屋の門出を祝った。
新社屋は通称「CIビル」といい、地上3階、地下1階。1階部分がレストランとリマ池尻大橋店、2階が日本CI協会、リマクッキングスクール、3階にオーサワジャパンが入る。
【写真は、マクロビの更なる普及を熱く語る日本CI協会の勝又靖彦会長】