池森会長「サプリの伸び著しい」 ファンケル主催メディ懇で(2018.7.19)
ファンケル創業者の池森賢二会長は18日、同社が都内で開いたメディア懇親会で挨拶に立ち、5年前に経営に復帰してからの業績の回復について、「インバウンドに支えられている部分も大きいが、相当な売上を上げている」「化粧品よりもサプリの方が著しく伸びている」と語り、好調ぶりをアピールした。
同社の前期業績は、3年前から推進する広告先行成長戦略などにより過去最高の1090億円の売上高を更新している。
懇親会場では、同社が展開する国内外の化粧品事業の紹介とともに、サプリメント事業での注力商品や、認知症予防にも期待できる香りに関するエビデンスデータなどを披露していた。
サプリ事業では、今期戦略として打ち出している高齢社会を見据えたフレイル対策の商品を紹介。すでに販売を始めている大豆イソフラボン、ロイシン、イチョウ葉の機能性表示食品に加え、8月からはリニューアルしたフェルラ酸のサプリ、今秋にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンなどを機能性関与成分として、「ひざ関節」に対応する機能性表示食品を投入する予定だ。