資生堂 ザ・コラーゲンに新製品 新たにイチゴ種子エキス(2018.12.6)
【写真=ザ・コラーゲンWの製品構成は、飲料、タブレット、パウダーの3品目】
資生堂は、美容健康食品の主力ブランド「ザ・コラーゲン」に新製品を追加し、来年3月1日から、子会社の資生堂薬品を通じて全国のドラッグストアやコンビニエンスストアで販売を始める。既存品に配合している美容特許成分に加え、新たな美容特許成分を配合したもの。「ザ・コラーゲンW」の名称で、3品目5品種を新たに追加する。11月27日に発表した。
発表によると、新たに配合するのは、美容に関する特許権が成立している「イチゴ種子エキス」。チリロサイドなどのフラボノイドを機能性成分として含む。
特許は、「美肌用遺伝子発現促進剤並びにそれを用いた保湿用組成物及び美肌用組成物」を発明名称とするもので、既存品に配合している美容特許成分(コケモモ、別名リンゴンベリー+アムラ果実)とあわせ、2つの美容特許成分を配合することになる。
ザ・コラーゲンWの製品構成は、飲料、タブレット、パウダーの3品目5品種。価格は、参考小売価格としてドリンク(50㍉㍑)が1本270円(税込、以下同)、タブレットが126粒(約2日分)3240円、パウダーが126㌘(同)2160円。
資生堂では、同社が昨年12月に1000名を対象に調査した結果として、「美容効果のあるコラーゲンはまだまだお客さまに根強い人気素材」としている。実際、昨年は、インバウンド消費の影響もあるが、コラーゲンペプチド原材料市場は大きく復調した。