三協・島根川本工場 錠剤の受託生産開始 (2019.5.16)
健康食品受託製造の三協は、昨年春に竣工した島根川本工場における錠剤生産の稼働を先月から開始した。打錠機はじめ混合機、造粒機などを揃え、1日の生産能力は約200万錠。8月を目途に顆粒生産ラインを設けるなど、今後受託品目を増やしていく方針。
島根川本工場は、フル稼働状態であった静岡の日の出工場の生産の一部カバー、今後のリスク分散、地域の経済活性などを目的に、ソフトカプセル製造ラインを設け昨年4月に稼働していた。今年1月には、米NSFインターナショナルのGMP(cGMP)施設として認定登録されてもいる。
同社では今年11月には、富士市内に包装専用の工場を竣工する予定で、今後の需要拡大に向けた製造・包装ラインの拡充が着々と進んでいる。