日本調剤 青汁市場に参入 初のPB (2019.6.6)

ZOOMUP日本調剤青汁④

 全国47都道府県で調剤薬局約600店を展開する日本調剤が、青汁市場に参入する。先月24日、同社として初のプライベートブランド商品「日本調剤の青汁」の販売を開始した。

 日本調剤では、調剤薬局以外の事業の多角化を進めており、先月開かれた決算説明会では、登録販売者の紹介事業に新たに着手することを発表、健康食品事業も取りかかる新規事業のひとつ。同社では以前より、健康食品を商品開発するための企画部門を立ち上げるなど準備を進めていた。今年4月にセルフメディケーション全般を取りまとめるヘルスケア推進部を発足し、健康食品事業をスタートしている。

 新製品は、大麦若葉やケール、桑葉など5種の国産青汁素材に、プロテオグリカン、MCTパウダー、フィッシュコラーゲンなど23種の機能素材を配合したもの。ビタミンB1、B2などの栄養機能食品として開発した。飲みやすいはちみつレモン風味に仕上げている。3㌘×30包入で税抜3000円。販売は直営600店、物販専門2店のほか、自社通販サイトでも展開する。初年度販売目標は約3万個。

【写真=直営店で販売される「日本調剤の青汁」】

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