ポーラ・オルビス 通期業績を下方修正 (2019.8.8)
ポーラ・オルビスホールディングスは7月30日、2019年12月期の通期業績予想を下方修正した。売上高が120億円マイナスの2290億円、経常利益が65億円マイナスの340億円に変更した。基幹ブランド「POLA」の落ち込みによるものとしている。
前期売上高は2486億円、経常利益は389億円を計上していたことから、前年実績を大きく割り込むことになる。
同日には第2四半期の業績も発表した。売上高は同12.0%減の1102億4700万円、経常利益は同31.5%減の155億6100万円の減収減益だった。
ポーラブランドでは、健康食品「インナーロックタブレット」の上期売上が前年同期マイナス48億円の25億円になるなど減収の最大要因となったほか、インバウンドバイヤー需要を含む国内消費が減少し、売上高は同10.2%減の687億円だった。オルビスブランドは、エイジングスキンケア「オルビスユー」、特定保健用食品「ディフェンセラ」が引き続き好調だった一方で、既存顧客の減少などもあり売上高は同1.1%減の257億円だった。