DHC 19年7月期 健康食品増収 2期連続 (2019.12.12)
DHCの2019年7月期の売上高は、前年同期比0.2%減の1079億7100万円と微減だったものの、健康食品の売上高は同2.5%増の505億4800万円と増加した。機能性表示食品の売上高が伸び、同160%と大きな進捗を見せた。同社が先月10日までに取材に答えた。
健康食品は2期連続の増収となった。19年7月期に大きな進捗を見せた機能性表示食品は、同社の店販健康食品の売上高構成比を見ても、およそ10%を占めるまでに拡大した。製品別の動きでは、とくに『DHA』が好調に推移し、同231%の成長を示したという。
その他の商品カテゴリー別の売上高については、「化粧品」は同3.3%減の500億8700万円、雑貨など「その他」が同3.4%増の73億3600万円だった。「化粧品」は前期の1.8%増から減収に転じたものの、「その他」は健康食品とともに2期連続の増収となった。
一方、利益面はいずれもマイナスとなった。営業利益は同10.4%減の69億1400万円、経常利益は同9.8%減の75億6300万円、当期純利益は同15.4%減の41億6300万円だった。