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　大麦若葉の青汁製品を主力商材に事業展開する山本漢方製薬は、青汁の認知向上と社名ブランディングを目的とした新たなテレビＣＭを12月20日から開始した。全国の民放キー局を含め約1500ＧＲＰ（＝テレビＣＭの定量指標）のスポットＣＭを、来年2月まで放映する。

　今回のテレビＧＭ投資額は、昨冬のプロモーション費用とほぼ同額の約1億円強となる。ＣＭ展開とともに、大麦若葉を使ったレシピの提案や、ドラッグストアなど店舗での販促も仕掛ける予定。

　同社は昨年夏、社名の認知を広めることを目的に全国エリアでのテレビＣＭを仕掛け、総額3億円のプロモーション費用を投資した。今年の夏はそれを上回る費用を投じて、青汁と山本漢方を印象付ける施策を打ってきた。

　今回のＣＭでは、前回に引き続き俳優の原田龍二さん、女優の柳ゆり菜さんに加え、新たに俳優の宇梶剛士さんを起用。青汁が苦手な若者に、宇梶さんと柳さんが扮する〝青汁戦士ヤマカーン〟が、新芽だけを用いて作った青汁の美味しさをコミカルに伝え、そこに原田さんが加わり、歌と踊りで盛り上げる演出で構成した。