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【写真＝ガラクトオリゴ糖を配合し、腸内環境改善を訴求するキャンデー】

　

　カンロが特定保健用食品市場に参入する。ガラクトオリゴ糖を関与成分に、腸内環境改善を訴求する飴の販売を9月29日から開始した。専用サイトを立ち上げ、キャンペーンなど販促活動も積極的に行う。認知を高めながら、ドラッグストアを中心に量販店など全チャネルを活用し、5年後を目途に売上高10億円規模に育てる。

　同社ではこれまで、シールド乳酸菌やプラズマ乳酸菌など機能性素材を配合したのど飴などを商品化してきたが、機能性を謳える商品領域には踏み込んでこなかった。一方で、2017年に策定した長期ビジョンのなかで、「身体の各部位に働きかけ、ケア及びキュア（治療）できる商材の開発を進める」方針を提示するなど、機能性食品分野への進出準備を進めていた。

　新製品「おいしいオリゴトールキャンデー」は、1日摂取目安2粒にガラクトオリゴ糖を2㌘配合。「飴を舐めてお腹の調子を整える」新ジャンルの機能性キャンデーとして提案していく。14粒入で税込298円。