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　機能性食品素材メーカーのリコム（東京都豊島区）が今年10月下旬からＹｏｕＴｕｂｅで配信を開始した素材解説動画の視聴者数が、12月15日時点で延べ1万2000人を超えた。動画は、同社で製造販売するシャンピニオンエキスの機能性に関するエビデンスの概要などを伝える内容。新型コロナウイルス禍で人との接触が制限されたなか、多くの業界関係者が情報収集などのために視聴したとみられる。

　リコムはＹｏｕＴｕｂｅに公式チャンネルを開設し、10月22日からシャンピニオンエキスに関する動画の配信をスタート。これまでの機能性研究結果を踏まえ、現在までに、免疫サポート、便臭抑制、口臭抑制など機能別に4種類の動画を公開している。同社によると、12月15日時点の延べ視聴者数は1万2229人にのぼるという。

　今月17日からは、シャンピニオンエキスと並ぶ同社の主力素材、キトグルカン（キノコキトサン）のウエイトコントロール機能（体重管理機能）に関する動画の配信もはじめた。コロナ禍で引き合いが増えていることもあり、最新の動画を通じて、同素材の機能性を改めて知ってもらいたい考えだ。

　シャンピニオンエキス、キトグルカンはともに機能性表示食品対応素材。キトグルカンの動画については、機能性表示食品として可能なヘルスクレームの背景となるエビデンスを分かりやすく解説するという。ＹｏｕＴｕｂｅ公式チャンネルの名称は「cham_リコム公式チャンネル」