光英科学 乳酸菌生産物質の生産強化 (2020.12.24)
独自の乳酸菌生産物質を製造販売する光英科学研究所(埼玉県和光市)は、乳酸菌生産物質の需要増加を受け、このほど2㌧の発酵タンク1基を新たに増設した。これにより、既存の1トン発酵タンク3基と併せて4基のタンクが揃う。来年を予定している本格稼働によって、同社の乳酸菌生産物質原液の生産能力を従来比1.7倍の月産24㌧に引き上げる。
同社の村田公英社長によると、最近の乳酸菌生産物質の需要は国内外ともに伸長。これを受けて同社の直近売上高は前年比で約30%増加しているという。
好調要因について村田社長は「国内では、乳酸菌生産物質が乳酸菌とは異なる健康食品素材として受け止めてもらえるようになり、一般食品での需要が伸長してきた。海外でも、欧州や中国でサプリメントや化粧品素材として需要が拡大している」と話している。