東洋新薬 素材情報発信の新サイト(2021.3.11)
東洋新薬(本部・佐賀県鳥栖市)は3月2日、機能性食品素材に関する情報ウェブサイトを新たに開設した。葛の花エキス、フラバンジェノール、ターミナリアベリリカなど、同社の独自機能性食品素材を中心に、基本情報から技術情報まで幅広く伝える内容だ。各素材のエビデンスデータに関しては、これまでに発表してきた一部論文の全文を閲覧できるようにした。
東洋新薬が新たに立ち上げた情報ウェブサイトは「原料・素材ナビ」。現在、情報発信している素材は、「機能性表示食品対応素材」として葛の花エキス▽フラバンジェノール▽ターミナリアベリリカ▽米由来グルコシルセラミド▽大麦若葉末、また、「一般健康食品素材」として大麦若葉エキス末▽甘藷若葉末▽キャベツ発酵エキス──の計8素材。各素材に関する資料のダウンロードもできる。
同社は、デジタルを活用した情報発信を新型コロナ下でさらに強化するようになった。昨年10月には、通信販売ビジネスに関わる経営者などに対象を特化した情報ウェブサイト「通販ビジネスステーション」を開設し、顧客らとの新たなコミュニケーションをスタート。「原料・素材ナビ」はそれに続く情報ウェブサイトとなる。
近年の同社は、サプリメント・健康食品等のODM/OEMの他、同社で取り扱う機能性食品素材の原材料販売も手掛けている。食品関連業界の研究開発・購買部門担当者向けに構築した新たな情報ウェブサイトをテコに、各素材の市場普及を加速させたい考えとみられる。
【写真=機能性食品素材の情報ウェブサイト「原料・素材ナビ」のトップ画面(https://genryou.toyoshinyaku.co.jp/)】