【ZOOM UP】 2H&2D、中国へ 黒マカ高含有品で開拓
(2014.3.6)
ドラッグストアで需要の高い男性向け健康食品「2H&2D」シリーズの販路が中国に広がっている。
現地販売代理店などを通じてこのほど発売開始されたのは、昨年12月1日から日本でも販売が始まっている同シリーズの新製品「ザ・マカ・黒」。「まずは小規模都市からのスタート。小規模と言っても、年間契約本数が5万本に達している代理店も中にはある」と製造販売元の丸栄バイオファーマは話す。
既存2H&2Dに対して同品は、中国でも販売できるように配合素材が大きく見直された。主要素材は、その機能が各国で知られている南米ペルー原産マカのうち、「黒マカ」の抽出物。これを1日摂取目安量4粒当たりに450㍉㌘配合。「マカエキスの配合量としては、中国国内の製品と比べても恐らく最大」(同)だとしている。
これに加え、中国貴州省産のバラ科植物の果実「棘梨」(ゴールデンローズフルーツ)のエキス末を配合。同素材は、活性酸素分解酵素SODの活性が高いといい、「マカエキス末と組み合わせることで、血液循環を相乗的に促進させることも期待できる」(MARUEIグループ研究所・崔雨林農学博士)。
2H&2Dシリーズのうちスプレーは、以前から中国でも販売展開されており、その認知度も低くない。