健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　㈱山田養蜂場（岡山県苫田郡）は今秋、岡山県津山市に自然食品や健康食品、化粧品の製造及び発送、商品管理を行う工場を新設する。在庫管理やＤＭ発送がオートメーション化できる設備も導入予定で、投資額は60億円。工場の稼働は11月を予定している。

　新工場は、延べ床面積約2万4000平方㍍の3階建て。工場内には、従来の本社工場からバルク原料の瓶詰め、出来上がった商品の梱包を行う機械など全ての設備を移設する。また、新たに在庫の管理状況が簡単に確認できる機械や、発送商品に同封するＤＭを購入者の性別や年齢に合ったものを自動的に選んで封入する機械などを設置し、作業の効率化を図る。このほか、石けんを基材から成型するまでの製造設備も導入する予定。

　さらに、敷地内にはレストランや商品の販売施設も開設し、町おこしの役割も担う。なお、本社工場の建物はそのまま残し、「今後何らかの形で利用する」という。

　このほか同社は2月22日、17店舗目となる直営店を、大阪市阿倍野区にある「あべのハルカス近鉄本店」内にオープンするヤングレディス専門店街「ｓｏｌａｈａ」にオープンする。関西エリアでは5店舗目。