カボチャ種子油など6品認定 北海道機能性表示制度(2014.3.6)
北海道は2月25日、道独自の食品機能性表示制度(ヘルシーDo)の第2回認定商品6品(5社)を決定した。成分では新たに脂質異常症や排尿障害改善作用が期待される「西洋カボチャ種子油」を認定。種類もカプセル、チョコレート、ドレッシングなど幅広く認定した。これにより、同制度の認定商品は計18品(11社)となった。 食品素材別の認定は、オリゴノール(フラバノール高含有ライチ果実抽出物)3品、AHCC(担子菌抽出エキス)1品、西洋カボチャ種子油1品。オリゴノールとAHCCについては、昨年8月の第1回認定でも商品認定を得ていた。
西洋カボチャ種子油は、脂質異常症や排尿障害改善作用の知見がある。臨床研究については、同制度創設の根拠となった「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区」の推進事業の一つ「食の臨床試験システム・江別モデル」で、江別市や北海道情報大学などの連携による臨床研究成果でもある。
ヘルシーDoは、健康機能が科学的に検証された食品素材を用いて道内で生産した商品に、「健康でいられる体づくりに関する科学的な研究が行われた」旨の表示や認定マークの使用を許可する道独自制度で、昨年4月に新設された。