東洋新薬、グループ売上300億円に 「機能性」サプリ、青汁など受注増(2021.12.2)
東洋新薬(本部・佐賀県鳥栖市)のグループ全体の売上高が300億円を突破した。2021年9月期の同社グループ売上高は、前期比116%(42.6億円プラス)の303.2億円と業績を大きく伸ばした。前年に引き続き、通販顧客が伸長するとともに、ダイエット訴求を中心とする機能性表示食品の受注が増えたことなどが増収に寄与した。
同社によると、独自素材の葛の花やターミナリアベリリカを用いたダイエット訴求の機能性表示食品はじめ化粧品、青汁の受注が増えたことを業績伸長の背景として挙げている。また、中国を中心にアジア諸国など海外向け受注も増えた。さらに、コロナ下において対面による営業活動を制限されるなか、リモートによる営業活動がポジティブなかたちで活用でき、売上伸長につながったという。