米由来乳酸菌などで新ブランド 健康生活に貢献する食品業へ 亀田製菓(2022.3.10)
亀田製菓(新潟市江南区)が、食品事業のうち米由来の乳酸菌、プラントベースフード、米粉パンで新たなブランドを立ち上げた。2018年に策定した中期経営計画の一環。「あられ、おせんべいの製菓業」から「健やかなライフスタイルに貢献する食品業」に進化することを目指す。同社が7日発表した。
米由来の乳酸菌では、新ブランド「RiceBIO」を立ち上げた。亀田製菓は同ブランドについて、「確かなエビデンスを有するほか、手軽に摂ることができ、健康と美容がサポートできるという同乳酸菌のビジョンを、グループ一丸となって推進するための共通ブランド」と示す。
同ブランドとしての取り組みは、研究開発ストーリーや加熱殺菌体の特長などを紹介するPR動画を、来月公開する予定としている。
また、米を原料にしたプラントベースフードでは、「JOY GREEN」を新ブランドとした。来月1日から「植物生まれのベースミート」を外食・総菜向けに業務用として販売開始する計画を立てている。
亀田製菓では、3つの新ブランド立ち上げにあたり、グループ会社のマイセンファインフード、タイナイと協業している。