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食の健康長寿実現へ協議会設立　島津製作所、カゴメなど参画

（2022.7.7）

ＳＣＦＣの目的は、科学的な成分分析技術を基礎として、国民が自分の健康状態を把握して健康維持に必要な食を選択できる社会システムの構築・提供や日本の農林水産食品関連産業の振興。島津製作所ではこれまで、「農作物などの機能性・安全性を検証」「アルツハイマー型認知症の診断・研究」などに用いる分析計測機器を開発してきた。同社は技術開発を通じて多くの共同研究に携わってきた知見を生かし、ＳＣＦＣでも事務局の役割を務めることになる。

また、９月には島津製作所内にテスティングラボを開設。同ラボではＳＣＦＣ参画機関・企業が研究開発の場として利用できるようになり、島津製作所と農研機構が技術面で支援していくという。　　

今後、島津製作所と農研機構は、多数の企業・研究機関と共同で、食を通じた社会貢献とイノベーション創出を実現していくとしている。