広告の景表法指導、健食が最多 都の監視・指導で97件 化粧品は55件
(2022.7.29)指導した広告の特徴は、誇大な効果等を謳うもので、健康食品や雑貨に多く見受けられたという。商品・サービス別の指導件数をみると、最多の健康食品に次いで多かったのが、美顔器や除菌グッズなどの雑貨で67件。この後に化粧品が55件、塾や各種教室、修理などのサービスが27件、食品が5件で続いた。
健康食品の表示例としては、「疲労回復」「視力改善効果」「医師も推奨」「がん予防」「細胞が若返る」などが列挙された。化粧品では、「シミ
しわ くすみ キメ あらゆる年齢肌の悩みに即対応!」「メスのいらない美肌再生医療!」などが挙げられた。
また、指導内容別の件数では、商品やサービスの品質、規格などが実際より著しく優良であると誤認される「優良誤認」のおそれのある広告が225件。商品やサービスの価格などが実際より著しく有利であると誤認される「有利誤認」のおそれのある広告が52件。過大な景品類提供のおそれのある広告が2件だった。