売上高29%増の602億円 ファーマフーズ 21年度業績

(2022.9.8)


ファーマフーズ(京都市西京区)は6日、2022年7月期の連結業績を発表し、売上高は対前年比28・7%増の601億8500万円、営業利益は同81・0%減の10億8000万円だった。主力商材の「ニューモ育毛剤」、機能性表示食品のサプリメント「シボラナイトGOLD」、新製品のまつ毛美容液などの売上が好調に推移し増収に寄与した。一方、利益面では、広告宣伝費を前年から100億円以上増額の356億円投資したことなどが影響した。


化粧品はじめサプリメントや医薬部外品を通販展開するBtoC事業の売上高は、同19・2%増の518億8600万円、セグメント利益は6億円。最終商品の売上高は「ニューモ育毛剤」が280億円、「ニューモサプリ」が27億円、「シボラナイトGOLD」が32億円、「タマゴサミン」が24億円だった。


機能性食品の原材料供給などを行うBtoB事業の売上高は、同183・3%増の80億7900万円、セグメント利益は同115・6%増の16億6000万円だった。主力素材の「ファーマGABA」は、同6%減の13億円。国内は採用拡大が継続している一方で、中国でのロックダウンが影響したという。

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