「ウェルエイジング」の新機軸 キューサイ 測定サービスなど新事業も

(2022.9.15)


キューサイ(福岡市中央区)が、「ウエルエイジング」を軸にした新たな事業方針を打ち出した。既存のケール青汁の刷新、新たなスキンケアブランドの新設、AIを活用した生活習慣の検査値などを測定する新サービスの導入などを通じて、2021年12月期売上高256億円を、25年度12月期には売上高300億円に引き上げる。


15日、都内で行われた事業戦略発表会で佐伯澄社長は、「ウエルエイジングという新しい市場構築でNo1を目指す」といい、〝人生初を、いつまでも。〟の新たなスローガンのもと、ケール青汁やエイジングに向き合うための新サービスなどを通じ、高齢層だけではなく若年層開拓にもつながる総合プラットフォームを創出するとした。また、同社初のコーポレートブランドCMを10月1日から一部地域のテレビ、動画で配信し、ウエルエイジングの大切さを訴求する。


健康食品分野では、今年9月でケール青汁発売40周年を機に、「ザ・ケールシリーズ」をリブランディングする。これまで緑を基調としたパッケージデザインから、植物としてのケールを表現するデザインに変更。健康だけではないライフスタイルアイテムに取り入れるとしてケールの存在感を示すパッケージに仕上げた。

Clip to Evernote

ページトップ