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コーヒー豆の新素材を上市　ルナフェノンブランドに追加 花王（2022.10.17）

「ヘルシアシリーズ」に使用している茶カテキンとコーヒー豆由来クロロゲン酸類の機能性素材「ルナフェノン」ブランドを、昨年から販売している花王（東京都中央区）が、新たに「ルナフェノンＣ‐２００」を追加した。

ルナフェノンＣ‐２００は、コーヒー豆由来クロロゲン酸類を機能性関与成分とする素材。「焙煎していない」コーヒーの生豆から有効成分を抽出しているため、味・色・匂いがほとんどなく、添加する食品の風味や外観に影響を与えにくい点が最大の特長。また、焙煎することで減少するクロロゲン酸類は生豆から抽出することで従来品より高濃度を実現した。

ルナフェノンブランドの素材は「ヘルシア」シリーズの機能性表示食品で使用実績があるため、機能性表示食品の届出に必要な研究レビューなどのエビデンスが、すでに現時点で用意されている。同社の事業パートナーは素材の提供から機能性表示食品届出の業務サポート、製品開発サポートまで、「広範囲のソリューションサービスの提供」も受けることができるとしている。