「機能性」 摂取比率は3割に 体重減少など機能表示に関心高く(2022.12.2)
機能性表示食品の摂取比率は3割で、最も関心の高いヘルスクレームは「お腹の脂肪(体脂肪・内臓脂肪)、体重減少」だとする調査結果を、矢野経済研究所が11月30日発表した。
今年9月、全国の20~60代以上の男女5790名を対象に、機能性表示食品の認知や摂取状況、関心、今後の摂取動向などをインターネットで調査した。
機能性表示食品を現在摂取している割合は全体で3割を超え、性別・年代別にみると60代以上の女性で4割弱の高い割合だった、また、「機能性表示食品を知っているが、摂取したことはない」と回答した割合は全体で41.6%。年代別では男女とも40~60代以上において4割を超えた。
関心の高いヘルスクレームは、「お腹の脂肪、体脂肪の減少」で、特に20~50代の女性、40~50代の男性において3割を超えた。その他のヘルスクレームでは、「おなかの調子、腸内環境の改善、便通改善、整腸」が男性で2割前後、女性で2~3割台を占めた。