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　消費者庁は2日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに17件の届出を発表した。これにより、今年度Ｈ番台の届出件数は925件となった。

　今回の更新では、大麦若葉由来食物繊維を機能性関与成分にした届出で、「腸内環境改善」と「肌の潤い維持」のダブルヘルスクレームが初めて届け出られた。届出者は伊藤園（東京都渋谷区）で、届出商品は青汁。

　これまで、大麦若葉由来食物繊維は5件が届出されており、「便通改善」が3件、「腸内環境改善」が1件、「肌の潤い維持」が1件だった。

　このほか、由来原料の無い「没食子酸」を機能性関与成分にした3件目の届出があった。3件とも届出者はタイヨーラボ（東京都港区）。今回のヘルスクレームは「肥満気味な方の内臓脂肪を減らし、ＢＭＩ値を改善する機能が報告されています」。同没食子酸では初めての届出表示だった。

　なお、由来原料のある没食子酸では、内臓脂肪を減らす機能を訴求する届出が2日時点で50件ある。