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　総務省統計局が、8日付で公表した2023年の家計調査報告6月分（2人以上の世帯）で、健康食品・飲料やサプリメントなどが含まれる「健康保持用摂取品」の1世帯当たりの支出額は、前年同月比実質17.7％増となった。

　サプリなど健康保持用摂取品の支出額は、１世帯当たり1206円。世帯別に見ると、勤労者世帯は919円で実質・28・７％増。健康保持用摂取品を購入するメイン層とみられる無職世帯は1408円で実質2.1％減だった。2人以上の世帯消費支出は、1世帯当たり27万5545円。前年同月比実質4.2％の減少で、名目では0.5％の減少となった。前月比（季節調整値）では、実質0.9％の増加となった。