乳酸菌NY1301株で新表示 「便秘気味の方の便通改善」28日更新(2023.8.28)


 消費者庁は28日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに12件の届出を発表した。今回の更新で、2023年度I番台の届出件数は495件となった。新規の機能性関与成分はなかったが、機能性関与成分が乳酸菌NY1301株で、新たなヘルスクレームが届出された。

 そのヘルスクレームは「便秘気味の方の便通を改善する機能」。これまで、同成分は「腸内環境を改善し、おなかの調子を良好に保つ機能」のヘルスクレームが21件届出されていた。新ヘルスクレームは今回の更新で2件届出された。

 これにより、乳酸菌NY1301株を機能性関与成分にした届出は23件となった。今回の届出者も従来と同じ日清ヨーク(東京都中央区)。

 このほか今回は、機能性関与成分が7種必須アミノ酸(ロイシン、フェニルアラニン、リジン〔塩酸塩として〕、イソロイシン、ヒスチジン〔塩酸塩として〕、バリン、トリプトファン)で、2年半ぶりに通算2件目の届出があった。

 届出者は前回と同じ味の素(東京都中央区)。ヘルスクレームも同じで「認知機能を維持し、前向きな気持ちをサポートする機能」。

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