ブラジルでサプリ等の使用承認 森永乳業のビフィズス菌BB536(2023.9.11)


 森永乳業(東京都港区)は7日、独自のプロバイオティクス「ビフィズス菌BB536」が、ブラジル国内でサプリメントや一般食品に使用できる承認を受けたと発表した。

 ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)に、今年7月27日付で認定され、許可リストに登録された。併せて、ビフィズス菌BB536を原材料に使用するサプリメントや一般食品は、「整腸」に関わる表示も行える認証を受けた。

 経済成長を続けるブラジルは、プロバイオティクスサプリメント市場も急成長しており、2013年から22年までの年平均成長率は約9%で、市場規模は約2億米ドルと2倍以上に拡大している。今後も経済成長が見込まれることから、同社では有望市場と見込んでいる。

 森永乳業によると、ANVISAによりビフィズス菌の使用が承認された日本企業は同社のみ。ビフィズス菌BB536は、同社の「ビフィズス菌M‐16V」に次いで、許諾を受けた2例目になるという。

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