ジャバラ果皮粉末を供給 白井松新薬(2014.3.20)


 白井松新薬㈱(東京都中央区)は、最近花粉対応素材として注目を集めているジャバラの果皮粉末のサンプルワークを開始した。含有成分の分析結果などを基にして、クライアントに提案を進めており、今後、本格的に供給していく予定。

 原料には和歌山県北山村で収穫されたジャバラ果皮を使い、低温減圧乾留法により粉末化している。低温で果皮を乾燥させているため、ジャバラに多く含まれているというナリルチンをはじめ、各種機能性成分が分解されずに、そのまま残っているという。さらに、同社では原料に含有するナリルチンを測定し、1㌘あたり50㍉㌘前後含むことを確認。今後、規格化するにあたっては含有量を40~50㍉㌘にすることを計画している。

 また、これまでの分析結果では、1㌘あたりにビタミンCを0.73㍉㌘、βクリプトキサンチンを0.379マイクロ㌘、βカロテンを0.124マイクロ㌘含むことも確認しており、これらデータで訴求し、花粉対応のタブレットやドリンクなどの商品への利用を進める。

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