フコイダンでブランド展開 ヴェントゥーノ 12月からテレビCM(2024.10.28)
健康食品企画販売のヴェントゥーノ(福岡市中央区)が独自開発のフコイダン原材料を用いた最終商品のブランド展開を開始する。従来、主要ターゲットとしてきた50代のミドル層ではなく、10代から50代の幅広い年代層に向けてタブレットをはじめゼリー、ドリンクの3種をラインナップした。まずは自社通販やアマゾン、楽天などECモールでの展開を進めながら、12月から放映開始するテレビCMに合わせ九州エリアでのスーパーやドラッグストアなど店頭販売に乗り出す。
同社では、コロナ禍以降の健康への対策意識の高まりを背景に、健康食品市場の一層の拡大が進むと予測。フコイダン商品によるターゲットを広げた商品展開を進めることを決めた。店頭販売では、九州地盤のスーパー、トライアルの90店舗での配荷や、調剤薬局やドラッグストアを展開する大賀薬局の販売チャネルを活用する。来年3月には東京エリアでのテレビCMの放映も計画しており、トライアルが持つ全国の店舗網を活用していく可能性もありそうだ。
新ブランド「フコイダンバリア」は、オキナワモズク由来フコイダン、メカブ由来フコイダン、アガリクス菌糸体エキス末を一定の配合比で混合した独自原材料「フコイダンミックスAG」を主要原材料としたもの。クラッシュゼリー(30g、648円)、ショットドリンク(30g、864円)、タブレットは60粒入(2800円)と、14粒入(1296円)の炭酸タブレットをラインナップしている。
同社では、「海藻の可能性でイノベーションを起こし、人と海が美しい未来をつくる。」との企業パーパスの基、20年以上にわたりフコイダンを主要原材料にした商品を販売してきた。