タマ生、緑茶抽出物に高濃度品 ポリフェノール90%をラインナップ(2025.2.20)
タマ生化学(東京都新宿区)は、緑茶由来のポリフェノールを90%以上(エピガロカテキンガレート:EGCG50%)の高濃度に規格した原材料「茶抽出物‐90」を上市した。脂肪分解などの機能性を有する機能性表示食品対応原材料として届出サポートも行う。
同社ではこれまで、ポリフェノール40%、70%の既存品を供給してきたが、高濃度品を求める顧客からの要望に応え、緑茶抽出物のラインナップを拡充した。ISO9001認証、GMP準拠の韮崎工場で抽出、製造する。昨年の健康食品関連の展示会で披露し、サンプルワークを開始しており、既存品からの切り替えとともに、新規開拓も併せて進めている。
同社では緑茶抽出物について、大学の研究機関などと連携し、新たな知見の探究も進めている。インビトロでの神経細胞の増殖に関わる研究データを基に、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)などとの組合せによる相乗機能を視野に研究を進展させる。