「ユニベスチン」 メイプロが拡販へ(2014.4.10)
韓国と米国を拠点とする素材メーカー、ユニジェンが開発、製造する関節対応素材「ユニベスチン」の日本市場での拡販に、国内総輸入販売代理店のメイプロインダストリーズ㈱(東京都文京区)が乗り出している。数年前から取り扱っていた素材だが、採用アイテム数が少ないこともあり、新規素材と受け止められたためか、ここにきて輸入量が増加。積極提案を図ることで、勢いを加速させたい考えだ。
同素材は、シソ科植物コガネバネと、マメ科植物アセンヤクのそれぞれ抽出エキスをブレンドしたもの。膝関節炎など炎症にかかわる酵素のシクロオキシナーゼ(COX)およびLOX(リポキシゲナーゼ)の働きを抑制し、炎症を緩和させる機能を持つとされる。
米国で同素材は、年間売上高1億㌦をあげたといわれるシフ社の「ムーブ・フリー・アドバンス」に配合された実績があり、メイプロによれば、現在も人気素材。また臨床試験データも揃っているといい、「効果感が早く表れ、持続するのが特徴で、作用メカニズムを踏まえると、非変性Ⅱ型コラーゲンと組み合わせるのが理にかなっている」と話している。なお、同素材の1日当たり推奨摂取量は250~500㍉㌘。