108品に不適正表示 東京都の13年度健康食品試買調査(2014.4.10)


 東京都が2013年度(平成25年度)に実施した健康食品の試買調査で、都内販売店やインターネットで購入した125製品中、108品に不適正な表示・広告がみられたとして、事業者に改善指導などを行ったことが明らかになった。

 都では毎年、健康食品を買い上げて、表示などが食品衛生法や薬事法、健康増進法など6法令に抵触していないか調査している。

 不適正な表示などを行っていたのは、都内の店舗で買上げた55品のうち39品、インターネットは70品中69品。このうち、薬事法に抵触する表示例としては「関節痛、筋肉痛などの天然消炎・鎮痛薬」「発ガン物質の生成を防ぐ」などの表示があった。

 このほか、2品から医薬品成分のシルデナフィル類が検出され、既に販売店に対し販売中止と回収を指示した。

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