三協の第4工場完成 竣工記念パーティーに330名(2014.5.8)


 ㈱三協(静岡県富士市、石川俊光代表取締役)は4月20日、同月に完成した第4工場の「竣工記念パーティー」を開催した。会場となった新工場4階の大ホールには関係者、社員ら合わせて330名が参加した。

 挨拶に立った石川俊光社長は、「立派な工場が完成した。従業員の皆さんが勤めていて良かったというような会社を作ろうと思ってやってきた。今後もさらに立派な工場が皆と一緒に作れる日が来るよう努力する」と述べた。

 この挨拶に呼応して来賓の塚越寛氏(伊那食品工業会長)は、「会社の価値は大きさではなく人を幸せにすること。石川社長の思いに共鳴する」と述べた。そして経営には終わりがない、挑戦を続けて欲しいとエールを送った。

 石川伸行副社長は、新工場設立の目的の1つを「GMP工場の強化で世界一のカプセル工場を目指す」ことに置いたという。同社の強みである機械製造と健康食品製造で、カプセル製品の製造は全自動製造が可能になり、世界一のモノ作りを目指す。

 さらに、「従業員の意識変化による品質の向上」も新工場の目的の一つ。整った態勢に見合う品質の向上を求める。受けの姿勢から積極的な働きかけの出来る社員による顧客満足を促す。

 370社、2000製品を扱う同社。顧客に安心・安全面で信頼を得るとともに、品質・技術でより前進することを誓った。

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