揖斐川工場で中・大型充填開始 アピ(2014.5.8)
アピ㈱(岐阜県岐阜市)はこのほど、揖斐川工場内に新設した中・大型瓶充填ラインの本格的な稼働を開始した。これにより同社では「会社全体として、あらゆる形態の健康・機能性飲料が充填できる設備を揃えた」としている。新設ラインは、720㍉㍑瓶であれば1日4000~5000本を充填できるという。
揖斐川工場はこれまでに、30~100㍉㍑の瓶、100㍉㍑ボトル缶、1~20㍉㍑のブロー、三方フィルムなどの充填ラインを設置していた。新たに中型・大型瓶充填ラインを設けたことで、定番商品の黒酢やクロレラをはじめ、最近人気のある酵素飲料などの受注増加にも対応しやすくなり、多様なクライアントのニーズにも迅速に応えられる体制を整えた。
また、同社では昨年度決算時に発表していた揖斐川工場敷地内に建設中の新工場「揖斐川ネクストステージ工場」を、従来通り今年9月に竣工予定としている。この新工場は6階建てで、延べ床面積は約2万900平方㍍。製造エリアを10区画に分け、新規需要に合わせた製造ラインを個別に設ける計画。