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　タモギ茸の製造販売を行う㈱スリービー（北海道空知郡）は5月27日、タモギ茸の熱水抽出濃縮エキスを配合した健康飲料「たもぎ茸の力」の製品発表会を開催した。

　同品は、1袋80㍉㍑中にβ‐Ｄ‐グルカンを112㍉㌘含有したもので、2001年から主に北海道を中心に「バイオゴッド」という商品名で販売してきた。このほど名称を「たもぎ茸の力」に変え、全国ドラッグストアなどの小売店や専用サイトでの販売を始めた。「免疫賦活の健康食品として利用してもらいたい」（石田真己代表取締役社長）という。42㍉㍑入りの商品もラインナップし、初年度9000個の販売を目指す。

　また、同社がＯＥＭ供給を行う太田胃散のバイオゴッドシリーズ（バイオゴッドゴールド、バイオゴッドラヴ、バイオゴッドカプセル）と被らない販路開拓を進める。

　同社では以前より、タモギ茸に関する機能性研究を進めており、動物試験や細胞レベルで免疫増強効果などを確認している。今後は、北海道食品機能性表示制度での認証取得も視野に研究を進めるとしている。

【写真はスリービー㈱の石田真己社長】