脂肪燃焼に黒ショウガ+コレウスが有効 サビンサ(2014.6.26)
黒ショウガのダイエット作用をより向上させるとして、同じダイエット素材のコレウスフォルスコリとの組み合わせを㈱サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)が提案している。
どちらも脂肪細胞内のサイクリックAMP(cAMP)に作用し、脂肪の分解を促進する働きがあると考えられているが、コレウスはcAMPの産生増加に作用するのに対し、黒ショウガはその分解阻害に働くと報告されているためだ。
こうした作用の違いにより、エネルギー産生や脂肪燃焼にかかわるcAMPを効率的に増加させられると考えられ、「理論上、組み合わせるのが非常に有効な原料」だと両原料について同社では話している。
この組み合わせを取り入れた最終製品もすでに市場流通されており、こうした複合製品の市場導入を促すことで、販売量を相乗的に伸ばしていきたい考えだ。
一方、それぞれ単体でも販売量拡大を同社では見込む。
コレウスについてはブランド原料「フォースリーン(フォースコリンパワー)」が堅調に推移。その中で販売大手が配合製品の販売促進活動を改めて始めたこともあり、今後ふたたび需要が高まる可能性が高い。新規素材のブラックジンジャーに関しても、ここにきて採用実績を相次いであげ始めており、認知度の向上に伴い、採用実績の一層の拡大が期待できる。
また、これらの脂肪燃焼系ダイエット素材に加え、同じ系統に分類できるダイエット素材のガルシニアカンボジアの拡販も進める。同社によると健康情報TVで紹介された影響を受け、米国で需要が増加傾向。一方、日本でもここにきて引き合いが増え始めた。その背景について同社では「燃焼系ダイエット素材が再び注目されつつある」と見ている。