グランドサン、第1弾製品にクリルオイル(2013.7.11)
昨年8月に設立したばかりの健康食品販売会社が、第1弾商品にクリルオイルを採用した。「分かり易い商品が求められる」ことから、少なくとも最初の商品としては「難しい」という当初の判断を覆したのは、効果感の高さ。発売開始から間もないが、じわじわとリピートユーザーを増やしている。
クリルオイルを主要機能性素材とするサプリメント「A・E・Dクリルオイル」を昨年12月に発売するとともに、健康食品市場に新規参入したのはグランドサン㈱(さいたま市浦和区)。
商品名の「A」はアスタキサンチン、「E」はEPA、そして「D」はDHAの意味。これら機能性成分をまとめて含むというクリルオイルの特性をそのまま商品名に込めた。1日4粒当たりで約1㌘のクリルオイルを摂れるというもので、「子供から大人まで安心して飲んでもらえるピュアなクリルオイル。特有の匂いが気になるという声もいただくが、添加物を加えてマスキングするのはあえて避けた」と同社代表の山口俊也氏は話す。
クリルオイルは訴求ポイントの設定が難しいという業界内評価がある中で、同社では「関節に対する新しい選択肢」として同品を売り込んでいる。実際、ユーザーの多くが効果を感じるのはその痛みに対してであり、「そこを入り口としつつ、他にも広げていきたい」。