日本発芽玄米協会 「高機能玄米協会」に改称(2014.6.26)
日本発芽玄米協会は23日、「高機能玄米協会」に名称変更すると発表した。休耕田の栽培活動や疾病予防食の研究、GABAを豊富に含む巨大胚芽米「金のいぶき」の普及など、〝発芽〟に限定しない玄米の訴求へと事業を拡大させてきたことから発展的に改称する。当日開催の定時社員総会で決議された。
同協会・池森賢二会長は、「玄米が本来持つ機能性を訴求するために『金のいぶき』を開発した。今秋からの本格生産を開始するにあたり、油や全粒粉など玄米の成分を余すことなく活用していく」と発展改称の理由を述べた。併せて「金のいぶき」を一般流通させるために事業法人「㈱金のいぶき」を新たに設立し、栽培管理から機能研究、加工提案などに至る活動を担当させ、健康食品メーカーや事業所給食、コンビニなどあらゆる販路への展開を図る。将来的には「金のいぶき」を発展させた育種の開発も手掛け、初年度150㌧、3年度2000㌧規模の販売量を見込む。