認証制度協議会のGMP指定を得る JIHFS(2014.7.10)


 健康食品のGMP(適正製造規範)認証事業を行っている日本健康食品規格協会(JIHFS)は、先月3日に健康食品認証制度協議会からGMP認証機関として指定を受けたと発表した。同協議会からGMP認定機関の指定を受けるのは、3月の日本健康・栄養食品協会に次いで2機関目。

 JIHFSは健康食品GMPの認証を行うのを目的に2005年5月に設立、これまでに31社34施設を認証している。今回の指定を受け「気持ちを新たに、より一層GMPの監査・認定業務に邁進し、適正な健康食品をお客様にお届けできるように鋭意努力する」とのコメントを出した。

 認証制度協議会は、08年の厚生労働省「健康食品の安全性確保に関する検討会」報告書で、健康食品の安全性確保の実効性を担保する仕組みとして、認証機関を指導、監督する第三者機関の設置が求められたことを受けて、09年7月に同省の支援を受けて業界団体など民間で設立された。当初は健康食品原材料の安全性第三者認証の認証機関指定のみを行っていたが、昨年3月にGMP認証機関の指定業務を開始した。

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