駆け込み需要増も売上減 アムスライフ第3四半期(2014.7.24)


 ㈱AFC―HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は9日、平成26年8月期・第3四半期決算を発表した。それによると、消費税増税前の駆け込み需要の影響などから連結売上高が前年同期の売上高を上回る結果となったが、第2四半期までの不採算店舗閉鎖などによる減収分をカバーすることはできず、連結売上高は前年同期比3.4%減の104億22200万円となった。営業利益は同29.1%減の4億9200万円、経常利益は同31.2%減の4億3700万円。

 セグメント別業績では、主力事業のOEM部門で第2四半期に続き青汁、スムージーなど一般食品寄りの商品受注が好調だった一方で、ダイエット商材の受注が一段落した影響などにより、部門全体の売上を伸ばすことができなかった。海外部門では、シンガポールのAFC代理店によるダイエット商材のテレビCMなどが奏功したが、高価格商材と位置付けるコラーゲンドリンクの市場低迷、台湾での販売チャネルの多様化が進んだことで、売上高は前年同期を下回った。

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