ファイナール 2工場でFSSC認証を取得(2014.7.24)
各種健康茶の受託製造を手掛ける㈱ファイナール(鳥取県鳥取市)は、食品安全マネジメントシステム規格FSSC22000認証を取得したと発表した。認証取得日は6月30日。同社の本社工場(認証登録番号12161402003)、東郷工場(同12161402004)の2カ所で取得した。認証登録範囲は、本社工場が「健康茶の加工、及び食物粉末、乳酸菌、食品添加物を主原料とした健康食品の製造」、東郷工場が「健康茶の加工(発酵)」。
同認証取得について同社では、「国際的な安全規格により海外への商品展開を有意に進めることができる」とし、原料の受入検査の強化(受入検査結果が「適」の判定のみ使用)や、最終商品での品質検査の強化(品質試験結果が「適」の判定後に出荷)、直接原料に触れる使用資材について原料と同等のトレーサビリティを行えるよう管理していく。
FSSC22000は、オランダに本部を置く食品安全認証財団FFSC(Foundation for Food Safety Certification)が開発した食品安全のための認証規格。日本でも、流通大手が重要視しているほか、海外に販路を求める食品大手が認証取得を進めており、健食業界でもその動きが広がりつつある。
【写真は本社工場(鳥取県鳥取市)】