旭合同 FD加工事業を本格化 サプリも視野(2014.7.24)
硝子・プラスチック容器の製造販売をメイン事業に、スティック包装など充填包装事業も展開する旭合同㈱(京都市南区)は、一般食品分野におけるフリーズドライ加工の新事業を本格化させる。すでに1月に山芋パウダーなどFD加工事業で30年以上の実績を持つブランケネーゼ㈱(大阪府池田市)を子会社化しており、旭合同としての今後の多角化事業の方向性が整備されたことから一般食品の受託加工分野への展開を始める。今後はサプリメント原料をFD加工できる製造体制も整える考え。
サプリメント分野でのFD事業については、子会社で白インゲン豆由来のダイエット素材「フェーズ2」を販売している㈱アルファリンクと連携し、機能性を持った原料を使用した製品の開発にも力を入れて行く意向。
ブランケネーゼは1978年の創業。山芋パウダーの製造販売を中心に、野菜や雑穀米、お好み焼き粉など一般食品のFD加工・OEMを手掛けてきた。