研究発表や資格認定活発に 日本豆乳協会 (2014.7.24)
発足35周年を迎える大手豆乳メーカーなど6社で組織される日本豆乳協会は17日、各種イベントや資格認定講座開設などでさらなる豆乳の普及を目指した今年度活動報告発表会を都内で行った。
最初に挨拶した重山俊彦会長(キッコーマンソイフーズ社長)は、豆乳の原料である大豆タンパクの機能性が次々と明らかにされていることに加え、「各メーカーが飲みやすい工夫をしてきたことで消費が拡大した」といい、昨年度は生産量26万4000㌔㍑だったが、この数字の2~3倍となる潜在力はあるとした。
今年度の活動については、今年は「植物性たんぱく」をテーマに食育と絡めた啓発活動を進めるとともに、前年度から引き続き学生対象の講座や、昨年から開始した愛飲者を対象とした豆乳資格検定についてより専門的な知識を持たせるセミプロ資格を新たに設けるなど、これまで以上の豆乳の訴求を積極的に進める方針を提示した。
【写真は重山俊彦会長】