鶏軟骨抽出物でハラル取得 BHN タイ工場生かす(2014.8.7)


 Ⅱ型由来コラーゲンやコンドロイチン硫酸を含有する鶏軟骨エキス末がハラル認証を取得した。ビーエイチエヌ㈱(東京都千代田区)が7月18日付で取得したもので、今後、東南アジア圏での需要拡大を見込む。

 この鶏軟骨抽出物は、同社グループ会社のタイ国工場で生産するもので、同工場による原料でハラル認証を取得したのはフィッシュコラーゲンペプチドに続き2つ目。同工場自体でもハラル認証を取得しているため生産品目は限定されるが、新原料の製造にも今後乗りだし、同認証を順次得ていきたい考えだ。

 同社の話によると、東南アジアのほか台湾、中国では「コンドロイチン硫酸と比べてⅡ型コラーゲンの関心がかなり高い」。また、ハラル認証取得に伴い、日本国内からの引き合いも増加しているという。

 なお同原料は、Ⅱ型由来コラーゲンを30%以上、ムコ多糖を20%以上でそれぞれ含有量を規格化している。

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