コラーゲン OAに有効で論文掲載 新田ゼラチン(2014.8.7)


 ブタ由来やウシ由来のコラーゲンペプチドを継続摂取することで、変形性関節症(OA)の症状を緩和したり、関節の健康を維持したりできるとする臨床試験論文がこのほど、海外学術誌「サイエンス・オブ・フード・アンド・アグリカルチャー」のオンライン版に掲載された。

 同論文は、コラーゲンペプチド製造販売の新田ゼラチン㈱(大阪府八尾市)の研究員らがまとめたもの。同社製コラーゲンペプチドの摂取に伴う変形性関節症への有効性を検証する目的で、インドの複数の医療機関で変形性膝関節症患者を被験者にした、プラセボ対照無作為化二重盲検臨床試験を行っていた。

 論文によると、コラーゲンペプチドを摂取した群は、摂取13週間後にWOMAC、VAS、QOLといった痛みなどの指標となる各スコアがプラセボ群と比べて有意に改善したという。

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