6月のDgS速報値 健食販売129億円 経産省(2014.8.7)

経産省看板小修正

 経済産業省がまとめた6月の専門量販店販売統計調査(速報)によると、ドラッグストア(1万3088店舗)の商品販売額は3972億円で、前月確報比3.8%(145億円)増だった。調査は今年1月から開始されたため、前年同月比較はできない。

 商品別では健康食品が129億円(前月確報比4.9%増)、ビューティケア(化粧品・小物)が584億円(同5.2%増)と好調だった。また、食品は984億円(同1.9%増)、OTC医薬品は580億円(同1.6%増)と底堅く推移した。健康食品の構成比は3.3%で、前月確報より0.1ポイント上がった。

 なお、第2四半期(4~6月、6月は速報値)のドラッグストア販売額は約1兆1349億円で、第1四半期(1~3月)に比べ約832億円減った。消費増税前の駆込み需要とその反動の影響が大きいとみられる。商品別では健康食品が366.8億で第1四半期比約78.2億円減、ビューティケアは1659.5億円で同174.9億円減だった。一方で、食品は2830.4億円で同40.2億円増と、商品別で唯一伸びた。

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