美容機能高めて刷新 資生堂「ザ・コラーゲン」(2014.9.11)


 ㈱資生堂のヘルスケア事業の主力ブランド「ザ・コラーゲン」が刷新された。美容成分を強化し、新たにコケモモを配合。同社ではコケモモと以前から配合していたアムラ果実の組み合わせ摂取による美肌効果について特許(第4917180号)を取得。これを「美容特許成分」として打ち出している。

 ザ・コラーゲン3シリーズ計7製品を刷新した。資生堂薬品を通じてドラッグストア、コンビニエンスストアで販売する「ザ・コラーゲン」(ドリンク=写真、タブレット、パウダー)は1日から新発売。テレビCMや街頭サンプリングなどのプロモーションも展開していく計画で、10月からは後藤久美子さんをモデルにしたテレビCMを放映する。

 コケモモは、北欧に自生するツヅジ科スノキ属植物の食用果実で、別名リンゴンベリー。その抽出エキスにはメラニン生成抑制作用などが報告されており、美白素材としても利用されている。一方、資生堂ではコケモモとアムラ果実を継続摂取するとコラーゲンの産生能が促進し、肌を改善させることを確認。これにより特許を取得した。

 そのほかの配合素材は、フィッシュコラーゲンペプチドをはじめセラミドやヒアルロン酸など。

Clip to Evernote

ページトップ