キリンホールデイングス(東京都中野区)が独自素材として販売展開するプラズマ乳酸菌の海外展開が本格化する。グループ会社の豪州ブラックモアズの主要販売エリアのひとつである台湾において、プラズマ乳酸菌を配合した顆粒タイプのサプリメントを5日に市場投入した。まずは台湾を皮切りに2026年には豪州、さらにタイ、ベトナムなどアセアン地域へのエリア拡大を図る。
「健康を柱に据えた事業活動を通じて、社会課題の解決に取り組む」。アサヒグループ食品(東京都墨田区)は2月28日に開催した「〝多刀流〟体験会」で、同社事業方針を公表した。川原浩社長は乳児からシニアまで幅広い年齢層をケアするとともに、消費者と事業者に同社製品を提供する幅広い取り組みにより、社会貢献しやすい枠組みについて説明した。体験会は約50名の報道関係者を集めて、同社会議室で開催された。
タマ生化学(東京都新宿区)は、緑茶由来のポリフェノールを90%以上(エピガロカテキンガレート:EGCG50%)の高濃度に規格した原材料「茶抽出物‐90」を上市した。脂肪分解などの機能性を有する機能性表示食品対応原材料として届出サポートも行う。
健康食品業界の健全な発展と消費者の信頼回復を目的に、受託(開発)製造企業を中心とする業界団体 一般社団法人 日本健康食品工業会(東京都品川区)が2025年1月に発足した。発起人はアピ(岐阜県岐阜市)、AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)、アリメント工業(山梨県南巨摩郡)、三生医薬(静岡県富士市)の4社。会長にはアピの野々垣孝彦社長が就く。